前回に申し上げた通り歯周病の恐ろしさは歯を失うだけにとどまらず、様々な全身疾患を招きます。
それでは具体的にどうすればいいのでしょうか?
とにかく歯茎の炎症を無くすことが重要です。
歯茎の出血、腫れ、膿が出たり歯がグラつく。。。
これらを無くししっかり引き締まったピンク色の歯茎にすることです。
歯科医院では炎症の原因である歯垢や歯石の除去を行います。
が、実はこれだけでは全く不十分なのです。
歯茎の腫れや出血を放っておくと、歯茎を後退させ、さらに歯を支える歯槽骨を溶かしてしまいます。
この腫れ、出血を最も効果的に改善する方法こそが「つまようじ法」です。
これは歯と歯の間の歯茎に狙いを定め、ここに重点的に刺激を加えることにより細胞は2倍のスピードで
分裂再生し、炎症を沈め腫れが引いていきます。
極端にいえば歯垢や歯石が付いていても、腫れ出血がなければ歯周病が急に悪化する心配はないのです。
重要ポイントは歯と歯の間の歯茎。
ここがキモなのです。
興味のある方は是非当院で、衛生士によるプロの手技を体験してみてください。
2018-10-23 16:14:01
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